ビルピット清掃(汚水槽・雑排水槽など)とは
建物の地下のように、公共下水道より低い位置に設けられた水まわりの設備(流しやトイレなど)からの排水は、自然流下によって排除できません。そのため、一旦建物の最深部に設けられた槽に集められ、排水ポンプによって公共下水道に排除する構造になっており、この槽のことをビルピット(排水槽)といいます。排水槽には雑排水槽や汚水槽、合併槽、湧水槽などがあります。
建築物内の排水設備の不備や排水管理の不適正は、衛生害虫や悪臭などが発生する原因となり、建築物内及びその周辺の環境衛生を著しく悪化させる大きな要因となっています。
そこで排水に関する基準として排水設備の清掃(6ヶ月以内ごとに1回)を行うことが推奨されています。
当社のビルピット清掃は、このビルピット内に溜まった汚泥・汚物の汲み取り清掃や洗浄、保守管理を行うサービスです。
ビルピットの構造
商業ビルやテナントビルの地下にある厨房やトイレなどは、下水道管より低い位置にあるため、自然流下で排水できません。
そのため、地下部分で発生した排水をポンプでくみ上げて下水道に排除しています。このとき、一時的に排水をためておく水槽を「ビルピット」といいます。
- 引用:東京都環境局「ビルピットに関する基礎知識 (PDF:965KB)」
ビルピットの悪臭概念図
ビルピット内で汚水は徐々に腐敗して、硫化水素が発生します。硫化水素はビルピット内では排水中に溶け残っていますが、排水ポンプによって公共下水道に排出されるときに気体化して、道路上の雨水ますなどから悪臭を周辺に放ちます。
これがビルピット臭気のメカニズムです。
- < ビルピット臭気の特徴 >
- ・臭いの原因は硫化水素で、いわゆる“卵の腐った臭い”がします。
・道路上の雨水ますやマンホールの穴から臭いがします。
- 引用:東京都環境局「ビルピットに関する基礎知識 (PDF:965KB)」
清掃前
清掃中
- 槽内に入り、壁面・ポンプなどをブラシなどで洗浄し、バキュームで吸引します。
清掃後
- 槽内に水を張り、ポンプ作動のチェックを行います。
Before → After
合併層清掃
汚水槽清掃
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